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C-TEC
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■リンク
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C-TECシステム
 
C-TECシステムについて
 

船舶および陸上施設の海水を冷却水として使用する熱交換器、 給排水ラインにおいては、海洋生物の付着、汚染海水などにより 金属材料が腐食いたします。従来から行なわれている塩素ガス 注入法、または海水の電気分解による次亜塩素酸注入法などの 殺菌処理は、その残留塩素量によっては金属材料の腐食を増大し、 かつ排水の環境汚染の問題があります。

C-TECシステムは従来法に変わる方法として、電気分解により銅イオンおよび鉄イオンまたはアルミニウムイオンを同時発生させ、金属材料の表面に皮膜を形成せしめ、生物の付着防止 および金属の腐蝕を抑制する機能を有するシステムです。

 システム装置の構成
 
  • 制御盤
  • 電解槽(電解槽タイプ)
  • 電極
  • 海水流量計(電解槽タイプ)
  • 貫通スリーブ(シーチェストタイプ)
  • 電装用予備品キット
  • 工具
 
 C−TECシステムの長所
 
  1. 海洋生物の付着防止
    本システムはCu-FeまたはCu-Alの組合せで電気分解し、金属表面に形成された粘性のコロイド性皮膜と、この皮膜に蓄積されるCu化合物との相乗効果により生物の付着および成長を防止し、金属材料の腐蝕を抑制いたします。

  2. 排水の環境汚染がない
    海水中に注入する金属イオン濃度は微量であり、かつ金属表面に付着し、 皮膜形成するため、排水中に含有される金属イオンおよび化合物は微量であり環境汚染の心配はありません。

  3. 装置の小型化と省電力
    電解槽タイプ、シーチェストタイプの装置は小型であり、設置スペースは わずかですみます。消費電力は次亜塩素酸方法と比較して約10%程度です。
    電極の交換が容易 特に電解槽タイプでは電極の取り替え作業が簡単にできる構造となっています。


  4. 保守管理が容易
    本システムの日常管理はほとんど不要で、コントロールパワーユニット の電圧、電流値のチェックのみです。

    電解槽タイプでは槽の入口側の海水流量が低下した時に、警報を発し電源出力側を遮断し、電解槽内の異常事態を防止する安全機構を取り入れています。


  5. 飲料水への影響がない
    船舶では海水蒸発法等で飲料水が製造されておりますが、本システム処理の 海水中の金属イオン濃度は微量であり、かつ蒸発性のない性質であるので、 飲料水への影響はありません。

 

 
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C-TECシステムの構成
  直流電源装置と特殊電極およびコントロールユニットから構成されますが、その配置方法により電解槽タイプとシーチェストタイプがあります。  

C-TECタイプ

 

電解槽タイプは海水流量の大きい場合に適しており、 複数のシーチェストへ分流できること、およびその流量調整が容易であること、電極取り替え作業性などの点においてシーチェストタイプに比して有利です。

 通電方式
 

両タイプとも定電流方式です。
また電解槽タイプでは極性変換方式を採用し、自動変換器を コントロールユニットに組み込んであります。電流値および電極の本数、寸法は、海水流量、金属イオン注入濃度、および電極の寿命年数によって設定されます。

 

 電極
 

電極種類
AF電極(Anti-Fouring)→Cu
FE電極(Anti-Corrosion)→Fe
AC電極(Anti-Corrosion)→Al

 

 

 

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